ビデオリサーチの最新速報をもとに算出した今期プライム帯連続ドラマのランキングでは、枠の伝統とターゲット戦略の違いがそのまま数字に反映される結果となりました。世帯視聴率の一覧データを俯瞰すると、二桁をキープしている作品はごくわずかであり、全体の約7割が世帯5〜7%前後に密集する混戦模様を呈しています。
ランキングのトップに君臨するのは、今期もTBS系の日曜劇場です。世帯視聴率11.4%、個人視聴率6.8%を記録し、第1話から一度も首位の座を譲っていません。一方、激しい下位争いを強いられているのが、一部の深夜枠発のプライム帯進出ドラマや若手アイドルを前面に押し出したラブサスペンスで、世帯3.2%まで急落する作品も出ています。
局別の明暗も顕著です。TBSとテレビ朝日がシニア層からファミリー層までを手堅く囲い込んで上位を占める一方、フジテレビや日本テレビはコア層狙いの企画がハマれば配信で爆発するものの、リアルタイムの世帯視聴率では苦戦を強いられるという構造的なギャップが続いています。