Q1:新生児が毎回のように授乳で激しくむせて鼻から母乳を噴き出します。脳や内臓に後遺症が残る心配はありませんか?
A1:授乳直後に自力で咳をして泣き声を上げ、呼吸と顔色が普段通りに戻っていれば、脳や内臓に悪影響が残る心配はありません。新生児期は鼻腔と咽頭の距離が極めて近いため、咳の圧力で母乳が鼻へ逆流しやすい構造になっています。ただし、授乳後も呼吸が苦しそうであったり、胸がペコペコと凹むような陥没呼吸が見られる場合は医療機関を受診してください。
Q2:授乳クッションを使った横抱きしか慣れていません。レイドバック法はどうやって導入すれば安全ですか?
A2:まずはリビングのソファやベッドの背もたれにクッションを2〜3個重ね、ご自身が45度〜60度程度のリクライニング姿勢をとることから始めてください。その上で、赤ちゃんの胸をママの胸にぴったり密着させるようにうつ伏せで抱き寄せます。赤ちゃんの鼻が胸に埋もれないよう、顔を少し横に向けさせることが安全にポジショニングするコツです。
Q3:むせた後に苦しそうに「ヒィー」と息を吸い込んでいます。すぐに救急車を呼ぶべきでしょうか?
A3:むせた直後に一時的に息を吸い込む音が大きくなることはよくありますが、数秒〜十数秒のうちに泣き声を上げ、唇の色がピンク色であれば気道は通じています。一方で、「声を出そうとしても出せない」「唇や顔全体が紫色(チアノーゼ)になっている」「息を吸う際に肋骨の間や喉元が大きく凹む」「呼びかけに反応せずぐったりしている」という場合は、気道の不完全閉塞や重篤な誤嚥の疑いがあるため、直ちに救急要請を行ってください。