餅巾着を手作りする際、最大のハードルとなるのが「袋の口を何で閉じるか」という問題です。和食の基本レシピを掲載する人気料理メディア『白ごはん.com』などでは、伝統的な水戻ししたかんぴょうを使う方法と手軽な爪楊枝留めの双方が紹介されていますが、現代の家庭料理現場ではさらなる進化形が定着しています。それが「爪楊枝代用パスタの裏技」です。
木製の爪楊枝は食べる際にわざわざ抜いて捨てる手間があり、小さな子どもや高齢者が誤って口に入れてしまう事故のリスクがつきまといます。一方、かんぴょうは水で戻して塩もみする下ごしらえが煩雑で、普段から常備している家庭も少数派です。
そこで活躍するのが、どこの家庭にもある乾燥スパゲッティ(太さ1.4mm〜1.6mm程度)です。使い方は極めてシンプルで、半分〜3等分に折った乾燥パスタを、油揚げの口を折りたたんだ部分に波縫いのように2〜3箇所刺すだけ。煮込んでいる間に出汁の水分と熱を吸ったパスタは、おでんが仕上がる10〜15分のうちに完全に柔らかくなり、口をしっかり留めたまま、具材の一部として丸ごと美味しく食べられます。味を邪魔することも一切ありません。