現役時代の功績を経て、彼の視点は「自分が勝つこと」から「次世代を勝たせること」へとシフトした。近年ではアースフレンズBMの監督やチーム幹部として現場の指揮を執り、若手選手の育成に情熱を傾けた。戦術の指導はもちろん、プロアスリートとしての心構えやファンを大切にする姿勢を直接叩き込む彼の指導スタイルは、多くの後進に強い影響を与えている。
同時に、日本ハンドボール協会や関係団体とも連携し、全国的な普及キャラバンや小中学生向けのクリニックを熱心に継続。トップレベルを知るレジェンドが直接ボールの投げ方を教え、夢を語る体験は、子どもたちにとって一生の財産だ。競技の裾野を広げる彼の地道な努力は、未来の代表選手を育てる土壌となっている。