性犯罪の責任は100%加害者側にあります。しかし、巧妙化する手口から身を守るために、自衛のための予防策と注意点を把握しておくことは極めて有効です。
具体的な対策として、以下の行動指針が挙げられます。
・自分のグラスやボトルから目を離さない:トイレや電話で席を離れた場合、戻った後の飲み物は口にせず、新しいものを注文する。
・未開封の飲料を自分で開ける:缶や瓶のドリンクは目の前で開栓してもらい、注がれた状態で運ばれてくる飲み物への警戒を怠らない。
・信頼が不十分な相手との密室・個室を避ける:初対面や知り合って間もない段階では、個室居酒屋、カラオケ、相手の自宅、ドライブなどの閉鎖空間を避ける。
・ドリンクカバーや検査ツールの活用:グラス用の防犯カバーや、薬物混入をチェックする簡易ストリップなどを携帯する。
また、同席する友人や周囲の配慮(アクティブ・バイスタンダー)も被害抑止に直結します。一緒に飲んでいた友人が「急に倒れ込むように眠り始めた」「泥酔状態なのに誰かに連れ出されそうになっている」といった場面を目撃した際は、決して一人にせず声をかけ、安全な場所へ誘導する介入が求められます。