探偵学園Qで山田涼介が見せた衝撃|天草流の原点と現在地を徹底解剖

探偵学園Qで山田涼介が見せた衝撃|天草流の原点と現在地を徹底解剖

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ドラマ『探偵学園Q』を振り返る上で、多くの視聴者が驚嘆するのが当時の山田涼介の年齢です。本作は2つのフェーズに分かれて制作・放送されました。第1弾は2006年7月1日放送の単発スペシャルドラマ版、そして第2弾が2007年7月〜9月期に放送された連続ドラマ版です。

1993年5月9日生まれの山田涼介は、スペシャルドラマ撮影時はわずか13歳(中学1年生)、連続ドラマ放送時は14歳(中学2年生)でした。事務所に入所したのは2004年8月のことであり、当時はジャニーズJr.内ユニットの一角として活動していた、いわゆる「CDデビュー前」の完全な新人タレントでした。

彼が射止めた天草流(リュウ)という役どころは、天樹征丸・さとうふみやによる原作コミックでも圧倒的な人気を誇る屈指のキーパーソンです。常に沈着冷静で、抜群の推理力と洞察力を持ちながら、誰にも心を開かない謎めいた美少年。さらに、探偵教育機関「DDS(Dan Detective School)」の特別クラスであるQクラスに籍を置きながら、実は犯罪組織「冥王星」首領・キング・ハデスの孫という過酷な宿命を背負っていました。

当時のテレビ誌取材や特番メイキング映像において、山田涼介本人は「最初はセリフを覚えるだけで頭が真っ白になり、現場で周りの演技のレベルの高さに圧倒されて逃げ出したかった」と赤裸々に吐露しています。しかし、カメラが回った瞬間に見せる、感情を押し殺した冷徹な眼差しと、ふとした瞬間に滲み出る孤独感は、13〜14歳の演技未経験者とは思えない異彩を放っていました。関係者によると、演出陣も「ただの美形ジュニアではなく、影を背負った瞳の強さがある」と絶賛し、この出会いが彼の役者人生の決定打となったと証言しています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。