Q1:ぎっくり腰になった当日はお風呂に入っても大丈夫ですか?
A1:発症当日は湯船に浸かる入浴は避けてください。温まることで局所の血流が一気に増加し、筋肉や靭帯の急性炎症を悪化させて痛みが激化します。当日はぬるめのシャワーで汗を流す程度にとどめ、患部は冷湿布や氷嚢でアイシングを行ってください。
Q2:コルセットは常につけておいた方が早く治りますか?
A2:発症直後の1〜3日間、どうしても動かなければならない時の補助としては極めて有効です。腹圧を高めて腰椎への負担を減らしてくれます。ただし、痛みが軽減した後も数週間にわたって終日着用し続けると、自前の筋肉(腹横筋や多裂筋)が衰え、かえって腰が不安定になり再発を招くため、動けるようになったら徐々に外す時間を増やしましょう。
Q3:前兆を感じた時にできる応急措置はありますか?
A3:朝起きて「腰が固まっている」「違和感がある」と感じた時は、無理に重い物を持ったり急激な前屈動作を行ったりせず、まずは太ももの前側やふくらはぎを優しくさすり、温かいシャワーなどで軽く血流を促してからゆっくり動き始めてください。また、荷物を持つ際は必ず膝を深く曲げて体に密着させる「リフティングフォーム」を徹底してください。
Q4:一度ぎっくり腰になると癖になると言われますが本当ですか?
A4:構造的に「癖になる」というよりは、ぎっくり腰を引き起こした「根本原因(股関節の拘縮、インナーマッスルの低下、姿勢の悪さ)」が改善されないまま放置されているために、同じ負荷がかかった際に再発を繰り返します。股関節の柔軟性確保と体幹トレーニングを習慣化すれば、再発リスクは大幅に低減できます。