日常生活で目にするネジの99%以上は「右ネジ(順ネジ)」と呼ばれる規格です。正面からネジ頭を見て、ネジを緩める方向は「反時計回り(左回り)」、締める方向は「時計回り(右回り)」と統一されています。これは世界的なISO規格および日本のJIS規格で定められた国際標準です。
作業現場やDIYの初心者が最も直感的に思い出せるネジの回し方の覚え方として、現場で広く使われている代表的な3つのフレーズがあります。
- 「の」の字の法則:ひらがなの「の」を書く筆順が時計回り=「締める」。「の」の逆向き(反時計回り)=「開ける・緩める」。
- 右手の親指ルール(右ねじの法則):右手の親指を立てて「Good」の形を作り、親指をネジが進む方向(手前に抜ける方向)に向けると、残り4本の指先が指す方向(反時計回り)が緩める回転方向になる。
- ペットボトルのキャップと同じ:ペットボトルのフタを開けるときと同じ方向(左へひねる)でネジも緩む。
「左回りと右回り」という言葉は、円の「上側」が左に動くのか「下側」が左に動くのかで混乱しがちです。必ず「アナログ時計の針の逆回転」という視覚的イメージで捉えることが失敗を防ぐ鉄則です。