SNSや不動産コミュニティでは定期的に「武蔵小山のタワマンは供給過多で値崩れする」「下町にタワマンは似合わないため価格調整が入る」といった言説が散見されます。しかし、武蔵小山中古マンション価格推移の一次データを検証すると、実態は真逆の動きを示しています。
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)および民間調査会社の成約事例データによると、武蔵小山駅徒歩10分圏内の中古マンション成約平米単価は、直近5年間で一度も前年割れを起こしていません。築15〜20年の板状マンションであっても、70平米前後の武蔵小山ファミリー向け間取りは1億円の大台を超えて取引されるケースが日常化しています。
なぜ武蔵小山マンション値崩れ真相として「暴落」が起きないのか。現地仲介業者のトップセールスはこう明かします。「売り急ぐ所有者が極端に少ない点が挙げられます。都心高額物件と異なり、武蔵小山の購入層は自己居住の実需世帯が7割以上。住宅ローン控除や住み替えのタイミングを慎重に見極めており、相場を下回る安売り投げ売りが発生しにくい市場構造が完成しています」。