ロゼの名を世界の音楽史に決定的に刻み込んだのが、世界的ポップアイコンであるブルーノ・マーズを迎えたシングル『APT.(アパート)』です。韓国の若者が親しむ伝統的な飲み会ゲーム「アパトゥ・ゲーム」のコールから着想を得た中毒性の高いビートと、痛快なパンクロックのエネルギーが融合したこのトラックは、配信直後から米ビルボードのグローバルチャート「Global 200」および「Global Excl. U.S.」で首位を独占し、YouTubeのミュージックビデオ再生回数も驚異的なスピードで数億回を突破しました。
この歴史的コラボレーションの裏側について、ロゼはスタジオで遊び心から始まったセッションがブルーノ・マーズの直感的なクリエイティビティと合致した瞬間をメディアに明かしています。単なる話題先行のコラボではなく、2人の生粋のミュージシャンシップが火花を散らした結果生まれた必然のヒットでした。
何より称賛を集めたのが、彼女の圧倒的なボーカルの評判です。デビュー当時から「一度聴いたら忘れられない唯一無二のトーン」と称されてきたロゼの歌声は、繊細なウィスパーボイスから突き抜けるようなハイトーン、そして切なさを孕んだ中低音まで自在に行き来します。ブルーノ・マーズという屈指のボーカリストと真っ向から渡り合い、時に主導権を握るその表現力は、K-POPという枠組みを遥かに超えたグローバルスタンダードな実力を見せつけました。