長崎市の南西に位置する伊王島。かつて炭鉱の島として栄えた歴史を持ちながら、現在ではその豊かな自然景観と豊かな海洋資源を活かした一大リゾート地として見事な再生を果たした。島内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは美しい白亜の洋式灯台「伊王島灯台」だ。明治初期に建てられたこの灯台は、今も変わらず東シナ海を見守り続けており、夕暮れ時には水平線に沈む黄金色の太陽とシルエットが織りなす絶景を作り出す。
島の移動はレンタサイクルが断然おすすめだ。電動アシスト自転車やスタイリッシュなE-BIKEを借りて、心地よい潮風を感じながら沿岸を走り抜ける爽快感は格別。途中で出会う小さな港町のおばあちゃんの笑顔や、波打ち際で遊ぶ子供たちの歓声。リゾートでありながらどこか懐かしい島文化の息吹が、旅人の心を優しく解きほぐしてくれる。