尼崎市の中でも屈指のベッドタウンとして知られる武庫之荘。この街にこれほど多くの実力派カレー店が集まる背景には、「舌の肥えた地元住民の存在」と「独立系個人店が根付きやすい風土」があります。単なるブームに左右されず、素材の旨味やスパイスの調合に妥協しないシェフたちが、この落ち着いた街を選んで開業してきました。
大手チェーン店だけでは満たされない本物志向のニーズに応えるように、各店舗がオリジナルの個性を追求しています。何日もかけてフォンドボーを煮込むクラシカルな洋食アプローチもあれば、週替わりで現地のスパイス配合を再解釈するモダンなスパイスカレーも存在します。駅周辺を歩くだけで食欲をそそる芳醇な香りが漂い、カレー好きにとって訪れるたびに新しい発見がある場所となっています。