航空救難団メディックの真実|過酷な選抜と「他を生かす」最後の砦

航空救難団メディックの真実|過酷な選抜と「他を生かす」最後の砦

航空救難団メディックの真実|過酷な選抜と「他を生かす」最後の砦の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

人命救助のプロフェッショナル部隊は、海上保安庁の特殊救難隊(トッキュー)や消防の特別高度救助隊(ハイパーレスキュー)など複数存在します。しかし、活動領域の広さと過酷度において、航空救難団メディックは極めて特異な立ち位置を占めています。

項目航空救難団(空自)特殊救難隊(海保)特別高度救助隊(消防)主たる作戦領域外洋・深山・孤立豪雪地帯・戦場沿岸・海洋・沈没船・特殊火災船都市部・震災倒壊地・NBC災害主力航空機UH-60J / U-125Aスーパーピューマ / シーホーク等消防防災ヘリコプター等隊員の資格・技能空挺・潜水・山岳・救急救命士潜水士・救急救命士・降下技術救助専門技術・重機操縦・救急救命士想定される出動限界他機関が引き返すレベルの悪天候荒天の海難事故現場都市型複合災害・要請現場推定年収水準(30代)約650万〜850万円(諸手当込)約600万〜750万円(公安職)約600万〜750万円(地方公務員)

山岳救助隊の技術、スキューバダイバーの潜水技術、落下傘部隊の空挺降下技術、そして救命救急の国家資格。これら単体でも高度な技能を、一人で全領域こなすスーパーマンとして育成されるのが航空自衛隊救難員の決定的な差異です。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。