コンシーラーで失敗する原因の8割は「色選びの誤り」に起因します。肌トラブルを隠す際は、単に自分の肌と同じ色を乗せるのではなく、トラブルの「色相」を打ち消す「補色(反対色)理論」を取り入れるのが鉄則です。
【目の下のクマ:3種類の見分け方と対策】
- 青クマ(血行不良が原因):目尻を軽く引っ張ってもクマの色が動かないタイプ。青の補色である「オレンジ系」「サーモンピンク系」の柔らかいリキッドを薄く叩き込みます。
- 茶クマ(色素沈着や摩擦が原因):皮膚と一緒にクマが動くタイプ。くすみを中和する「イエロー系」または地肌より半トーン明るいベージュを使用します。
- 黒クマ(たるみ・眼窩脂肪による影):上を向くと薄くなるタイプ。影になっている溝のラインにのみ、「光を反射するパール入りハイライトコンシーラー」を細筆で線状に乗せて飛ばします。
【頑固なシミ・そばかすの隠し方】
シミに対して明るい色を乗せると、グレーに濁って余計に目立ってしまいます。正解は「自分の肌よりワントーン暗めのスティックまたは固形タイプ」をシミの上に点置きし、境目だけをぼかした後、上からフェイスパウダーを重ねることです。肌よりわずかに暗い色で一度メラニンの黒さを封殺することが、透けを防ぐ最大の秘訣です。
【ニキビ跡・小鼻の赤みの消し方】
炎症が引いた後の赤みには、赤の補色である「グリーン系」や「黄み寄りのベージュ」を薄く重ねます。立体的に盛り上がっている活動期のニキビには、衛生面を考慮して清潔な使い捨て綿棒やブラシを用い、油分の少なめな薬用処方や密着力の高いマットコンシーラーを最小限に乗せることが推奨されます。