貴族と執事という斬新な世界観を掲げ、上から目線の高貴なツッコミで人気を博した漫才コンビ「髭男爵」。相方のひぐち君が放つ独特の脱力感と、それを受け止める圧巻の存在感は、テレビのバラエティ番組に欠かせないスパイスだった。
ブームが去った後、お笑い界ではコンビ解散や方向転換が相次ぐ中、彼らは独自の距離感を保ちながら活動を継続。ワインに傾倒し日本ワインの普及に寄与するひぐち君と、言論の場で異彩を放つ山田ルイ53世。お互いの領域を尊重しあう熟成された関係性こそが、コンビとしての息長い活躍を支える土台となっている。