利用する交通機関によって、経路図に盛り込むべき必須情報には大きな違いがあります。手段ごとの特性を把握して書き分けることが、差し戻しを防ぐ最短ルートです。
まず、電車バス乗り換え経路の場合、徒歩区間と公共交通機関の区間を明確に区別します。「自宅 〜(徒歩8分)〜 〇〇駅 〜(JR〇〇線・15分)〜 △△駅 〜(地下鉄〇〇線・10分)〜 □□駅 〜(徒歩5分)〜 勤務先」のように、乗り換え駅と路線名、乗車時間を箇条書きで添えるのがマナーです。バスを利用する際は、バス会社名に加えて「停留所名」を正式名称で記載します。
次に、注意を要するのが車通勤経路図の書き方です。自動車やバイクでの通勤は、道路の選択肢が多いため、会社側が走行ルートを厳格に管理する傾向にあります。国道や県道などの主要道路番号、通過する大きな交差点名、橋の名前などを漏れなく書き込みます。また、有料道路(高速道路)の利用が含まれる場合、会社がその通行料を支給対象と認めているか事前に就業規則を確認しておかなければなりません。駐車場の位置(自宅側・会社側双方)まで記載を求められるケースも一般的です。