元の音声のルーツを辿ると、イギリスの公共放送BBCが制作したコメディ番組『ウォーク・オン・ザ・ワイルド・サイド』(Walk on the Wild Side)に行き着く。本格的な自然番組の映像に、コメディアンたちがユーモラスなアフレコを当てるという異色の企画だ。
名物ネイチャー番組で知られる老舗メディアが、最高峰の撮影技術で捉えた野生動物の真面目な映像に、あえてくだけた人間の声を重ねるギャップ。レジェンドプレゼンターのデビッド・アッテンボロー卿が率いるような厳格な動物ドキュメンタリーのパロディとしても親しまれ、これがのちに世界中で愛されるインターネット・ミームへと発展していった。