北摂地域における医療体制を語る上で欠かせないのが、同院が誇る千里救命救急センターの存在です。1992年に開設されたこのセンターは、重症外傷や急性心筋梗塞、脳卒中など生命の危機に瀕した患者を24時間365日体制で受け入れる「3次救命救急」のパイオニアとして全国的にも名を知られています。
特に現場への早期医療介入を実現するドクターカーの積極的な出動体制は、吹田市の総合病院・救急指定施設の中でも突出した機動力を持っています。救急搬送された患者やその家族の手記や口コミでは、「搬送直後からの迅速かつ的確な初期治療に命を救われた」「重症時における医師・看護師の連携スピードが圧倒的だった」といった高い評価が数多く寄せられています。
一方で、高度救急に特化しているがゆえに、軽症での夜間救急受診(1次〜2次救急レベル)の際にはトリアージによって重症者が優先され、待ち時間が長くなるケースも見られます。済生会千里病院の救急外来を利用する際は、緊急度に応じた医療連携の仕組みを正しく理解しておくことが重要です。