長年囁かれてきた「芸能界引退説」だが、その実態は単純な休業や途絶ではなかった。彼女は2000年代半ばに大手事務所を離れ、名義を「みちよ」へと改めてインディーズでの自由な音楽表現へと舵を切った。その過程で一般男性との結婚を発表し、二人の子供に恵まれるという人生の大きな転機を迎えている。
子育てに専念する期間を挟んだことでメディア露出が極端に減り、それがファンの間で「引退」と受け取られたのが真相だ。多忙を極めたメジャー時代とは異なり、家庭を守りながら自身のペースでマイクに向かう生き方。それは表舞台からの消失ではなく、表現者として、そして一人の人間としての新しい着地点の模索だったと言える。