ネット検索で「萬来亭」を調べる際、初訪問者が最も陥りやすい落とし穴がいくつか存在します。事前に知っておくべき現場のルールと盲点を整理します。
第1の盲点は、「専用駐車場の有無」に関する誤認です。横浜中華街の萬来亭には専用駐車場は一切ありません。中華街周辺のコインパーキングは週末になると特別料金が適用され、1時間あたり1,000円を超える高額設定も珍しくありません。車で訪れる場合は近隣の提携上限料金ありパーキングを事前確認するか、みなとみらい線「元町・中華街駅」からの徒歩移動(約5分)を強く推奨します。対照的に、名古屋緑区の萬来亭は専用駐車場を完備していますが、店舗前スペースは狭小で混雑時には駐車難度が高まります。店舗が指定する第2駐車場の位置を事前に把握し、路上でのハザード待機など近隣迷惑になる行為は厳に慎まなければなりません。
第2の盲点は、横浜中華街店における「製麺所直営のテイクアウト」の存在です。実は萬来亭の店舗から徒歩数分の場所には、母体である製麺所「萬来行」の直売店舗が存在します。店内での飲食待ち時間が長すぎてスケジュールが合わない場合、直売所で看板の「生中華麺」や「特製タレ」を購入し、自宅で萬来亭の味を再現するという裏技があります。料理人の間でも愛用されるプロ仕様の生麺を手軽に購入できる点は、観光客にとって大きな隠れメリットです。
第3の盲点は、「家系ラーメン=どこも同じ」という先入観です。近年急増した量産型のチェーン系家系ラーメンに慣れている人が名古屋緑区の萬来亭を訪れると、その強烈な骨感と濃厚さに衝撃を受けます。「味が濃すぎる」と感じる初訪客も一定数いるため、初見では「味の濃さ:普通、油の量:普通、麺の硬さ:普通」のオール普通、もしくは「味薄め」でオーダーするのが失敗しないための鉄則です。