鼻を強くかむと中耳炎に?耳鼻科医が教える正しい鼻のかみ方と裏ワザ

鼻を強くかむと中耳炎に?耳鼻科医が教える正しい鼻のかみ方と裏ワザ

鼻を強くかむと中耳炎に?耳鼻科医が教える正しい鼻のかみ方と裏ワザの基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

Q1:鼻をかむと耳が「ポコッ」と鳴るのは異常ですか?
A1:耳管を通じて中耳内の気圧が一時的に変化した音であり、すぐに違和感が消えるなら過度な心配はいりません。ただし、痛みを伴う場合や詰まった感覚が抜けない場合は、耳管機能の乱れや滲出性中耳炎の可能性があるため耳鼻科の受診を推奨します。

Q2:鼻血が出やすい時の安全な鼻のかみ方はありますか?
A2:小鼻の内側にある「キーゼルバッハ部位」は血管が集まっており非常に傷つきやすい箇所です。鼻血が出やすい時は強くかむのを一切やめ、柔らかいティッシュで鼻先を優しく押さえる程度にとどめてください。ワセリンを綿棒で薄く鼻腔内に塗布して乾燥を防ぐことも有効な予防策です。

Q3:鼻をすする癖はどうして危険なのですか?
A3:鼻をすすると鼻腔内が陰圧になり、ウイルスや細菌を含んだ鼻水が耳管から中耳腔へ引き込まれやすくなります。これにより中耳炎の発症率が大幅に上昇するため、「すするのではなく外に出す」習慣の徹底が必要です。

Q4:市販の鼻炎スプレーを使った後に鼻をかんでも大丈夫ですか?
A4:点鼻薬を使用してから2〜3分待ち、薬剤が浸透して粘膜の腫れが引いた後に片方ずつ優しくかむのが理想的です。噴霧直後にかんでしまうと薬剤まで一緒に排出されてしまい、十分な効果が得られなくなります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。