進学を検討する受験生と保護者にとって、避けて通れないのが莫大な学費と「本当に歯科医師になれるのか」という出口の実績です。愛知学院大学歯学部の学費は、初年度納入金が約560万円、6年間の総額では約3,150万円(諸経費別)に達します。私立大学歯学部の平均的な相場(3,000万〜3,500万円)の中に位置していますが、1年留年するごとに数百万円の追加支出が発生する重みは計り知れません。
厚生労働省と文部科学省の指導方針により、歯科医師国家試験全体の合格者数は年間約2,000人に厳しく絞り込まれています。これに伴い、愛知学院大学でも「国家試験に受かる見込みのない学生は卒業させない」というスクリーニングが徹底されています。
表面的な新卒合格率(80%前後)だけを見ると良好に映りますが、重要な指標は「入学した学生がストレートに6年で合格できる割合(ストレート合格率)」です。同校のストレート合格率は概ね6割前後であり、裏を返せば入学者の3〜4割は途中で留年や休学、卒業留保を経験している実態があります。学内試験のハードルは極めて高く、入学後の自己規律が問われます。