東京から北海道への移動を検討する際、ネット上でしばしば議論されるのが「新幹線(北海道新幹線)と飛行機はどちらがお得か」という比較です。結論から述べると、時間・料金の双方において飛行機が圧倒的に優位に立っています。
東京駅から新函館北斗駅までの新幹線(はやぶさ)は所要時間が約4時間、通常指定席料金が片道約23,000円〜24,000円かかります。さらに札幌まで向かう場合は特急への乗り換えが必要となり、総所要時間は約8時間を要します。函館観光に限定する場合であっても、羽田〜函館路線の飛行機(所要時間約1時間20分、早割時10,000円〜15,000円前後)を利用するほうが、費用も時間も大幅に節約できるのが実情です。
もう一つの大きな盲点が「航空券+宿泊のセット予約(ダイナミックパッケージ)」の存在です。多くの旅行者が「飛行機とホテルは別々に最安値を探して予約したほうが安い」と思い込みがちですが、これは典型的な誤解です。
旅行代理店や航空会社が提供する「航空券付き北海道ツアーパッケージ」は、旅行商品専用の包括運賃(包括旅行割引運賃)が適用されています。そのため、往復の航空券単体を購入するのとほぼ同じ金額、場合によってはそれ以下の総額で有名ホテル2〜3泊分が付いてくるという逆転現象が頻繁に発生します。2026年の旅行市場においても、特に1泊以上の滞在を予定している場合は、まずダイナミックパッケージの総額相場をチェックするのが最も手堅いアプローチです。