紀子さまの帽子のデザインには、見る人を惹きつける独自のこだわりが随所に散りばめられています。クラシカルなトーク帽(丸型のつばなし帽)から、つばが上品に反り返ったキャペリン、さらにはリボンや羽根、コサージュを大胆にあしらった立体的なファシネーターまで、実に多彩なバリエーションを披露されてきました。
特に注目されるのは、「会釈をされた際にもお顔が美しく見える絶妙な傾斜」と、スーツの襟元や胸元のカッティングとの黄金比です。カメラのフラッシュや国民との目線が交差する位置を考慮し、前つばの角度や高さがミリ単位で調整されています。「どこかモダンでセンスが光る」と評される着こなしは、伝統的なロイヤルスタイルに紀子さまらしい軽やかさを融合させた結果といえます。