三億円事件・少年Sの本名と自殺の真実|白バイ父と未解決の闇に迫るに関する最新のニュースを分かりやすく解説します。最新情報を求める方は必見です。
少年Sは本当に三億円を奪った主犯だったのか、それとも無実のまま疑われて命を絶った悲劇のスケープゴートだったのか。伝説の刑事・平塚八兵衛をはじめとする捜査一課のエースたちが徹底的に洗い直した捜査記録と客観的ファクトを比較整理します。
検証項目少年Sに関する捜査データ真犯人像・現場の物証捜査本部の最終結論指紋鑑定の照合自室および所持品から採取されたSの指紋現場遺留品(偽白バイ、脅迫状、メガホン等)に残された無数の指紋完全不一致。現場の指紋とSの指紋は1点も合致しなかった。犯行時刻のアリバイ1968年12月10日午前9時20分前後、自宅で起床直後だった家族証言午前9時21分頃に府中刑務所北側の路上で強奪発生自宅から犯行現場までの移動時間を考慮すると時間的に極めて困難。盗難紙幣の行方少年Sの周辺、立川グループの交友関係から1円も発見されず奪われた2億9430万7500円(記番号公表の500円札2000枚含む)紙幣使用の痕跡は完全にゼロ。金の隠し場所も一切不明。運転技能・車両知識白バイの操法、大型バイクの運転技術はプロ級(父親が白バイ隊員)雨の降る悪路で重量級の偽白バイを淀みなく操縦し離脱状況的に極めて合致するが、技術の合致だけでは立件不可。
表に示した通り、物的証拠の観点において少年Sは「完全にシロ」でした。頑固一徹な捜査で知られた平塚八兵衛警視手記や公式の捜査記録でも、「少年Sは犯人ではない」と早い段階で断定されています。物証が一切噛み合わないにもかかわらず、急死という劇的な幕切れと警察のモンタージュ流用が重なり、世間の目には「死によって真相を闇に葬った真犯人」として焼き付いてしまったのです。