店内の心臓部とも言えるのが、絶え間なく持ち込みが続く買取査定カウンターである。段ボールいっぱいに詰められた実家の遺品や、長年集められたコレクションが次々とスタッフの手によって仕分けられていく。
真贋の見極めが極めて困難な現代において、査定スタッフの知識量は圧倒的だ。単にバーコードを読み取るだけの画一的な買取とは異なり、市場のリアルタイムな需要と歴史的価値を瞬時に天秤にかけ、正当な評価を下していく。押し入れの奥で埃をかぶっていたガラクタが、カウンターを通過した瞬間に価値ある文化遺産へと生まれ変わるドラマが、毎日ここで繰り返されている。