コートの後ろ結びは、体型やアウターのシルエットによって向き不向きがはっきりと分かれます。自身の骨格や着用目的に合わせた客観的な選択基準を提示します。
後ろ結びを積極的に取り入れるべき人
- ウエスト位置を高く見せ、脚長効果を狙いたい人:背面の結び目で身幅を適度に絞ることで、自然な Xラインが形成されスタイルアップが叶います。
- 前開きで軽やかにコートを羽織りたい人:前留めをせずインナーを見せるオープンフロントスタイルでは、後ろ結びによるベルトの固定が必須となります。
- オフィスカジュアルで洗練された清潔感を出したい人:垂れ下がりをなくすだけで、周囲にきちんとした自己管理の印象を与えられます。
後ろ結びを避ける、または慎重に行うべき人
- 極端なビッグシルエットやドロップショルダーのアウターを着る人:過剰に後ろを絞ると、ドロップショルダー特有の落ち感やコクーンシルエットが崩れてしまいます。この場合はポケットインや前留めが推奨されます。
- 非常に薄手でシワになりやすいシルク・リネン混素材:結び目の圧迫によって繊維が折れ曲がり、一度ついたシワが取れにくくなるため、ゆるめのワンテールに留めるのが賢明です。