白石隆浩は1990年10月、神奈川県座間市で生まれ育ちました。家族構成は両親と妹の4人家族で、幼少期は父親が自動車部品関連の仕事に就き、母親と妹とともに平穏な家庭環境で育ったと伝えられています。小中学校時代の同級生の証言では、「おとなしく目立たない存在」「暴力を振るうようなタイプではなかった」という人物像が共通しています。
しかし、高校卒業後に職を転々とする中で、彼の人生は大きく暗転していきます。スーパーやパチンコ店での勤務を経て、東京都新宿区の歌舞伎町で女性を風俗店に斡旋する「スカウト」の職に就いたことが決定的な転換点となりました。
スカウト時代、白石隆浩は路上やSNSを通じて女性に声をかけ、巧みな話術と心理操作で信頼を得て風俗店に送り込む手法を身につけました。2017年2月には茨城県警に職業安定法違反(有害業務への職業紹介)の疑いで逮捕され、同年5月に有罪判決(懲役1年2月、執行猶予3年)を受けています。
この逮捕・有罪判決によって正規の収入手段を失った白石隆浩は、スカウト時代に培った「女性の孤独や精神的弱みにつけ込む会話術」を、金銭の強奪と性的欲望を満たすための凶悪犯罪へとそのまま転用していったのです。