『君の名は。』の社会現象的な大ヒットは、出演したキャスト陣のその後のキャリアにも決定的な転機をもたらしました。2026年現在における主要キャストの歩みを振り返ると、まさに本作が稀代の才能たちの発火点であったことが分かります。
上白石萌音さんは、本作での評価を足がかりに女優・歌手として破竹の躍進を遂げました。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』での主演をはじめ、舞台『千と千尋の神隠し』の千尋役としてロンドン公演を大成功に導くなど、名実ともに日本を代表するトップ表現者としての地位を確立しています。その澄んだ歌声は歌手活動でも多くの人々を魅了し続けています。
神木隆之介さんは、2023年のNHK連続テレビ小説『らんまん』での主演、さらには世界的な大ヒットを記録し米アカデミー賞を受賞した映画『ゴジラ-1.0』での熱演など、国民的俳優としてのキャリアを更新し続けています。新海監督の次作『天気の子』や『すずめの戸締まり』でも重要な役どころで声の出演を果たすなど、新海ワールドにおける盟友としての関係性も健在です。
また、成田凌さんは日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を受賞する実力派主演俳優へと駆け上がり、長澤まさみさんも国内外の舞台や映画で圧倒的な存在感を発揮し続けています。そして悠木碧さんや島﨑信長さんら声優陣も、現代アニメ界のトップランナーとして数え切れないほどの話題作で主役を務めています。