混雑緩和と防衛基盤への理解促進を目的に本格導入された有料席制度ですが、その人気は過熱の一途を辿っています。防衛省が公表する募集要綱によると、席種は主に長望遠レンズや大型三脚の持ち込みが許可される「写真撮影用有料観覧席」と、パイプ椅子でゆったりと観覧できる「一般有料観覧席」の2種類に分かれています。
気になる有料観覧席の応募倍率について、近年の応募推移と関係筋のデータを精査すると、驚くべき実態が浮かび上がります。首都圏の入間基地やアグレッサー人気を誇る小松基地の写真撮影席では、倍率が15倍から25倍という超難関のプラチナチケット化が常態化しています。一般席でも5倍から8倍前後で推移しており、当選は決して容易ではありません。
「応募フォームに必要事項を埋めるだけで運任せ」と思われがちですが、落選リスクを回避するためには重複応募の禁止規約を厳守し、基地ごとの申込期限(通常は開催の約1〜2ヶ月前締め切り)を網羅的にカレンダー管理することが大前提となります。