イカの寄生虫は食べても平気?アニサキスの見分け方と対処法を徹底解説

イカの寄生虫は食べても平気?アニサキスの見分け方と対処法を徹底解説

イカの寄生虫は食べても平気?アニサキスの見分け方と対処法を徹底解説の疑問点について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

Q1:イカの刺身に白い米粒のようなものが埋まっていました。食べてしまいましたが大丈夫ですか?
A1:それは「ニベリニア」と呼ばれる寄生虫の幼虫である可能性が極めて高いです。ニベリニアは人体の消化管内では寄生・発育できず、毒素も産生しないため、誤って摂取しても消化器官をそのまま通過して排出されます。健康被害の心配はありませんのでご安心ください。

Q2:アニサキスを食べてしまった場合、市販の胃腸薬や正露丸は効果がありますか?
A2:大幸薬品等の研究により、正露丸の主成分(木クレオソート)がアニサキスの運動を抑制する作用を持つことが報告されていますが、すでに胃壁や腸壁に潜り込んで強いアレルギー性炎症を起こしている場合、市販薬だけで完全に痛みを鎮めることは困難です。耐え難い激痛がある場合は自己判断で薬に頼りすぎず、速やかに消化器内科を受診して内視鏡による確定診断と摘出治療を受けてください。

Q3:スーパーで「生食用」として売られているイカの刺身パックにもアニサキスは潜んでいますか?
A3:スーパーや専門店では厳重な目視検品や冷凍処理(ルイベ処理など)を行っていますが、生の冷蔵品(未冷凍)である場合、身の深部に潜伏した虫体を100%排除することは技術的に困難です。ただし、加工段階で細かくスライスされているため虫体が切断されて不活化している確率が高く、丸ごと1杯を未処理で調理する場合に比べてリスクは著しく低減されています。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。