ソロアーティストの商業的価値を測る指標は、1980年代から2026年代、そして現在にかけて劇的な変遷を遂げてきました。
CD全盛期においては、1980年代の近藤真彦がミリオン級のセールスを連発し、2006年には山下智久の『抱いてセニョリータ』が初週40万枚超・累計80万枚超(企画モノを除く単独ソロとして平成期トップクラス)を記録するなど、フィジカルの売上枚数が最大の指標でした。
しかし、近年の音楽マーケットでは売上評価の軸が「フィジカルCD売上」から「ストリーミング再生回数+Billboard JAPAN総合チャート」へと完全に移行しています。
STARTO所属タレントや独立系ソロアーティストの楽曲も主要サブスクリプションサービス(Apple Music、Spotify、YouTube Musicなど)へ順次解禁されたことで、CDの初週売上だけでなく、長期的なストリーミング再生回数やSNSでのバイラルヒットが重要視されるようになりました。単独でのデジタルチャート首位獲得やグローバルプレイリスト入りを果たすアーティストも増加しており、ソロとしての収益構造は多角化・強靭化しています。