本作最大のクライマックスであり、放送終了から数年が経った今も議論が絶えないのが、第4皇子ワン・ソ役のイ・ジュンギと、ヒロインのヘ・ス役を演じたIU(イ・ジウンの二人が辿った運命の結末だ。
冷徹な皇帝として孤高の頂に立ったワン・ソと、過酷な宮中闘争の中で命を落とし現代へと戻ったヘ・ス。千年の時と次元を隔てた悲恋のラストは、視聴者の胸を激しく締め付けた。現代の美術館で過去の記憶を取り戻し、一人涙を流すヘ・スの姿。そして「お前と私の世界が違うのなら、私が探そう」と独りごちるワン・ソの佇まい。この鮮烈な対比は、数ある韓国ドラマの歴史においても指折りの名場面として語り継がれる。
ファンの間で語り継がれる伝説が「現代での再会を描いた未公開シーン」の存在だ。IU(イ・ジウン)自身も過去のインタビューで、現代の装いをしたワン・ソがハンカチを差し出す未公開カットを実際に撮影していたことを明かしている。この幻のエンディングの存在が、ドラマの切なさをより一層ロマンチックなものに昇華させている。