主要空港ではスマートレーンや高性能X線手荷物検査装置の配備が進んでいるものの、時間帯や時期ごとの混雑ギャップは依然として顕著です。
羽田空港(国内線第1・第2ターミナル)のリアルな混雑動向
羽田空港の保安検査場では、ビジネス客が集中する平日朝7:00〜8:30、および夕方17:30〜19:30に極端なピークが発生します。通常期であれば通過時間は5〜10分程度ですが、連休初日やお盆・年末年始などの繁忙期には待機列がターミナルロビーにまで伸び、検査場に入るだけで30〜45分待ちとなる光景が常態化しています。
成田空港(第3ターミナル)および関西国際空港(第2ターミナル)の盲点
LCC専用ターミナルを利用する場合、検査場そのものの混雑に加えて「移動距離のトラップ」が存在します。例えば成田第3ターミナルでは、鉄道の空港第2ビル駅から連絡バスまたは徒歩で10〜15分を要します。さらに保安検査を通過した後、最も遠い搭乗サテライトまで500メートル近く歩く必要があるため、検査締切時刻ギリギリに通過しても搭乗口で締め切られる危険性が極めて高くなります。