「崩れない」と銘打つ商品の口コミを追うと、同じ製品でも評価が極端に割れる。この理由は単純で、クッションファンデの耐久性が「肌表面の水分量」「皮脂分泌量」「下地の油分」「塗布量」に大きく左右されるからだ。化粧品メーカー各社の処方開発資料や美容専門家への取材によると、2026年から2026年にかけての技術トレンドは従来の「シリコーンによる皮膜形成」から「皮脂を固めて味方にする粉体」と「汗で落ちにくいゲル化オイル」のハイブリッドへ移行している。これは特に夏場や湿度の高い環境での耐久指数を約35~50%改善したという報告もある。
また「マスク崩れしない」という触れ込みの背景には、物理的な擦れへの耐性強化がある。従来型は塗膜が厚く、マスク着脱の摩擦でファンデが動きやすかった。2026年モデルは塗布後に皮膜が薄く硬化する「タッチドライ処方」が一般化し、擦れによる色移り量が2026年比で最大40%低減したとのメーカー発表も出ている。数字だけ見れば「崩れない」は誇大広告ではない。ただし、それは適正量と正しい工程を守った場合の話だ。