当日の外出を左右する最大の要因が「現地の天候」です。主催者各社が発表する「雨天決行・中止情報まとめ」において、押さえておくべき公式の共通判断基準が存在します。
原則として、「通常の雨天であれば決行、荒天(台風・強風警報・落雷の危険)の場合は中止」となります。近年は線状降水帯や急激な積乱雲の発達による局地的大雨が増加しており、雨量そのものよりも「風速」と「発雷確率」が決行判断を左右します。花火打揚安全基準では、強風(風速10m/s以上)が継続する場合、火の粉の飛散事故を防ぐため煙火消費保安手帳に基づき保安距離が確保できず、打ち上げが法的に禁じられているためです。
「延期・中止の公式発表理由」として最も多いのは以下の3パターンです。
- 落雷の危険性:打ち上げ台および観客エリアへの落雷リスクが予測された場合、数時間前であっても即時中止・避難指示が発出されます。
- 河川の増水・警報:上流での豪雨に伴い荒川や江戸川の水位が急上昇した場合、河川敷の観覧エリア水没の恐れから開催が断念されます。
- 安全警備体制の破綻:想定以上の悪天候で誘導路の足場が悪化し、群集事故のリスクが高まったケースです。
公式発表のタイミングは、第1報が当日午前8時〜10時、最終決定が正午または15時前後に実行委員会HPおよび公式SNS(X等)で行われます。現地へ向かう前に、気象庁の雨雲レーダー(高解像度降水ナウキャスト)とピンポイント天気予報を必ず突き合わせ、直前の雨雲の動きを把握してください。