世界史と日本史どっち?暗記量・難易度の違いと後悔しない選択基準

世界史と日本史どっち?暗記量・難易度の違いと後悔しない選択基準

世界史と日本史どっち?暗記量・難易度の違いと後悔しない選択基準の背景について、最新情報を詳しくお届けします。

Q1:共通テストだけで地歴を使う国公立理系ですが、世界史と日本史はどちらがおすすめですか?
A1:国公立理系で歴史を使う場合、基本的には「日本史」をおすすめします。中学校までの下地があるため初速が早く、短時間の学習で6割〜7割のボーダーラインに到達しやすいからです。ただし、新課程では地理総合・地理探究や公共・政治経済のほうが暗記負担が軽いケースも多いため、歴史に強いこだわりがない限りは理系向けの地歴公民選択肢全体を視野に入れて比較検討してください。

Q2:高2の冬ですが、模試の点数が伸びません。今から世界史から日本史(または逆)へ変更するのは危険ですか?
A2:極めて危険です。歴史科目はどの科目であっても通史を一通り終えるまでに最低300〜400時間の集中学習を要します。高2冬の段階で点数が取れない原因の大半は「通史のインプット不足」であり、科目の特性ではありません。安易に他科目へ逃避すると、新科目でも同じインプット段階で立ち止まり、共倒れになるリスクがあります。明確な志望校変更や二次試験科目の指定変更がない限り、現科目を徹底して深掘りすることをおすすめします。

Q3:法学部や国際系の学部を目指す場合、大学入学後の学問的有利さはどちらにありますか?
A3:学部系統によって明確な親和性があります。法学部では憲法や近代法の成立過程を学ぶ上で日本近代史・法制史の知識が役立ちますが、国際法や政治学では欧州近代史が基盤になります。国際教養学部、外国語学部、経済学部では、世界大戦の構図や植民地支配、冷戦構造を理解している世界史選択者のほうが、大学講義の理解スピードにおいて圧倒的に有利です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。