足の小指をぶつけた激痛は骨折?打撲との見分け方と危険なサイン

足の小指をぶつけた激痛は骨折?打撲との見分け方と危険なサイン

足の小指をぶつけた激痛は骨折?打撲との見分け方と危険なサインとは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:足の小指を骨折している場合、ギプスでガチガチに固められるのでしょうか?仕事に行けなくなりますか?
A1:足の小指の骨折では、下腿全体を覆うような大がかりな石膏ギプスが巻かれることは極めて稀です。多くの場合、金属製や樹脂製の小さな副木(シーネ)を足の裏から小指にかけて当ててテーピングで固定するか、隣の薬指と一緒に固定する「バディテーピング」が選択されます。かかとをついて歩行可能な固定靴や装具を用いれば、デスクワーク等の仕事への出勤は受傷翌日から可能なケースがほとんどです。

Q2:ぶつけてから1週間以上経過してしまいましたが、今から整形外科に行っても手遅れですか?
A2:決して手遅れではありません。受傷後1〜2週間程度であれば、まだ骨折部が完全に固まっていないため、ズレがある場合でも専門医の手によって正しい位置に直す整復処置が可能な場合があります。放置して3〜4週間を過ぎると仮骨ができて不正な位置で癒合が始まってしまうため、気づいた時点ですぐに受診することが極めて重要です。

Q3:市販の湿布だけで足の小指の骨折が治ることはありますか?
A3:湿布に含まれる成分は「炎症と痛みを抑える消炎鎮痛剤」であり、折れた骨をくっつけたり、曲がった骨を元の位置に戻す医学的効果は一切ありません。痛みが一時的に和らぐことで、かえって無理に歩いてしまい、骨のズレを助長する危険性すらあります。骨折の治癒には、正確な整復と物理的な固定による安静が必要不可欠です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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