タモリとビートたけしの真実|不仲説と共演Ngの真相を暴く

タモリとビートたけしの真実|不仲説と共演Ngの真相を暴く

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ネット上や週刊誌で定期的に浮上してきた「タモリ ビートたけし 不仲説」。その発端を検証すると、私情による対立ではなく、当時の放送業界が抱えていたキャスティングの力学が関係していることが分かります。

1980年代初頭の漫才ブームを経て、テレビ界は「タモリ・たけし・さんま」を頂点とするお笑いBIG3時代へと突入しました。タモリは平日帯の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で生放送の司会に専念し、たけしは『オレたちひょうきん族』や『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)をはじめとする過激なロケやスタジオコントで熱狂を生み出していました。双方が看板番組のメインMCを務め、他局の裏番組と視聴率を競い合う構図が出来上がったことで、「同格のトップスターを1つの画面に並べること自体がテレビ局側の制作費・政治的バランスの観点から極めて困難」になったのです。

芸能デスクや制作関係者の証言によると、事務所同士の衝突や本人同士の拒絶による「共演NG」が存在した記録は一切ありません。むしろ、お互いの事務所関係者も「特番などの特別な機会でこそ価値が出るカード」として温存していた節があります。日常的な共演がなかった空白期間を、視聴者や週刊誌が「ライバル同士の確執」と深読みしたことが、不仲説の主因でした。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。