インターネットでラジオが聴けるradikoの普及は、日本のFMラジオ放送のあり方を劇的に変えた。そして、そのデジタルシフトの波に最も鮮やかに乗ったのが本番組だった。
本来は首都圏限定の電波であったFMラジオ放送が、タイムフリー機能やエリアフリー機能によって全国へ拡散。リスナー層は一気に全国区へと広がった。リアルタイムで聴けないサラリーマンたちが夜や週末にアーカイブを聴きあさり、SNS上でトレンド入りを果たす現象が日常茶飯事となったのである。従来のラジオ放送業界が抱えていた「タイムテーブルの制約」を打ち破り、デジタル時代におけるラジオコンテンツの強烈な生存戦略を証明してみせたのだった。