料理のジャンルによって、求められる脱水率は異なります。料理ごとに加熱条件を微調整することで、仕上がりのクオリティは格段に跳ね上がります。
1. 豆腐ハンバーグ(木綿豆腐推奨)
ひき肉の旨味を吸わせつつ、タネが緩んで崩れるのを防ぐためには、強めの脱水(水分約25%減)が必要です。木綿豆腐1丁(300g)をペーパーで包み、600Wで3分加熱後、ペーパーを取り替えてさらに1分追加加熱します。粗熱が取れるまで冷ますことで、肉だねと完全に一体化し、ふっくらジューシーに仕上がります。
2. 本格麻婆豆腐(絹ごし・木綿どちらも可)
麻婆豆腐における水切りの主目的は「煮崩れ防止」と「味染みの向上」です。豆腐をあらかじめ2cm角にカットしてからペーパーを敷いた皿に並べ、ラップなしで600W・2分加熱します。切ってから加熱することで断面全体から均一に水分が抜け、下茹で(塩茹で)と同等のプリッとした弾力がわずか2分で手に入ります。
3. 滑らかな白和え(絹ごし豆腐推奨)
白和えには、大豆のクリーミーなコクを残した脱水が不可欠です。絹ごし豆腐1丁を600Wで2分加熱後、キッチンペーパーごとザルに乗せ、上から小皿などの軽い重石を乗せて10分置きます。電子レンジと軽めの圧力を併用するハイブリッド水切りにより、裏ごししたような極上の舌触りが完成します。