なぜ東京は消えたのか?三菱Ufj銀行改名の深層と口座の最新現在地

なぜ東京は消えたのか?三菱Ufj銀行改名の深層と口座の最新現在地

なぜ東京は消えたのか?三菱Ufj銀行改名の深層と口座の最新現在地の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

インターネット上の掲示板やSNSでは、メガバンクの変革に伴って事実と異なる憶測が独り歩きしているケースが散見される。特に多い誤解が「口座維持手数料の真相」と「旧カードの使用期限」に関する問題だ。

一部のネット情報では、「メガバンクが全口座から毎月口座維持手数料を強制徴収するようになった」という極端な言説が見受けられる。しかし、これは明確な誤認だ。実際に導入されているのは、前述の「未利用口座管理手数料」である。対象となるのは、2021年7月以降に新規開設された普通預金口座のうち、預金残高が1万円未満かつ2年以上にわたり預金の預け入れや引き出しがない口座に限られる。

さらに、該当口座であっても事前に案内通知が届き、所定期間内に手続きや入出金を行えば手数料の支払いを回避できる。また、借入金や定期預金など他の取引がある場合も対象外となる。つまり、日常的に少額でも稼働させている口座や、2021年6月以前に開設された既存口座について、口座を持っているだけでいきなり手数料が引き落とされるわけではないのだ。

もうひとつの頻出する疑問が、「『東京三菱UFJ銀行』と書かれた古いキャッシュカードや通帳は、今すぐ再発行しなければ使えないのか」という点である。これについても、磁気不良やICチップの破損がない限り、現在も従前のカードや通帳をそのまま継続して利用可能である。ATMでの入出金やデビット機能も問題なく作動する。

ただし、唯一注意しなければならないのが外部からの振込手続きである。勤務先からの給与振込や取引先からの入金時、相手方が手動で金融機関名を入力する際、「東京三菱UFJ銀行」で検索しても該当行が表示されない事例が発生する。金融機関コード「0005」は変わらないものの、正式名称が「三菱UFJ銀行」となったため、振込依頼人には正しい現在の行名を指定してもらう必要がある。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。