Q1:質量パーセント濃度と体積パーセント濃度の違いは何ですか?
A1:質量パーセント濃度は「溶液全体の質量[g]に対する溶質の質量[g]の割合」を示すのに対し、体積パーセント濃度は「溶液全体の体積に対する溶質の体積の割合」を示します。市販のお酒(アルコール度数)などに使われているのは「体積パーセント濃度(vol%)」であり、水とアルコールを混ぜると分子間力によって全体の体積がわずかに減少するため、両者の数値は一致しません。理科や化学の計算では、原則として「質量パーセント濃度」を用います。
Q2:計算結果の端数処理(四捨五入)はどのタイミングで行うべきですか?
A2:計算の途中で四捨五入をしてしまうと、最終的な解答に重大な丸め誤差が生じます。必ず全ての計算(掛け算・割り算)を分数または小数のまま進め、「最後の最後に出た解答」に対してのみ、問題文の指示(例:小数第1位を四捨五入して整数で答えよ等)に従って処理してください。
Q3:食塩水の問題で「水だけを蒸発させた」場合、分母はどう変化しますか?
A3:水を蒸発させた場合、蒸発した水の質量分だけ「溶液全体の質量(分母)」が減少します。一方で、溶けている食塩の質量(分子)は全く変わりません。したがって、公式の分母から「蒸発した水の質量[g]」をマイナスして計算してください。