昨今、様々なインターネットメディアがWeb草創期のサブカルチャーを回顧する特集記事を組んでいる。その中で「8頭身」という要素が持っていた批評性についての再検証が進んでいる。
本来、アニメや漫画において「8頭身」は美男美女の理想的な頭身バランスを意味する。それをAAのデフォルメキャラに強引に適用することで生まれるシュールリアリズム。それは単なるギャグにとどまらず、ルッキズムや「萌え」に対する無意識のアンチテーゼでもあった。
既存の価値観を反転させ、不条理な笑いに変換するWebメディア独自のユーモア感覚。八頭身モナーはその最も過激で成功した実験室だったと言える。