足の裏が黄色いのは病気?柑皮症と肝臓Sosの見分け方を徹底解説

足の裏が黄色いのは病気?柑皮症と肝臓Sosの見分け方を徹底解説

足の裏が黄色いのは病気?柑皮症と肝臓Sosの見分け方を徹底解説について見逃せない ポイントを分かりやすく解説いたします。

SNSや大手医療相談掲示板では、足の裏の黄色化に関する切実な投稿が連日寄せられています。投稿内容を詳細に分析すると、発症した当事者の心理状態には共通したパターンが存在します。

「お風呂でふと足の裏を見たらカレーの粉がついたように黄色く、ネットで調べたら肝臓がんの症状と出てパニックになった」「毎日晩酌をしているため、ついに肝硬変を起こしたのかと眠れなくなった」というように、多くの人が突如として現れた視覚的異常を最悪の事態と結びつけ、強い精神的ストレスを抱えています。しかし、実際に一般内科や皮膚科の現場を訪れる患者のうち、白目に異常がなく足底・手掌のみが黄色いケースの9割以上は、問診によってカロテンの偏重摂取が判明する柑皮症です。

都内の総合診療科医は、現場のリアルな実態について次のように語っています。

「冬場のみかんシーズンだけでなく、健康意識が高い若い世代がダイエット目的で人参サラダやカボチャ、野菜スープばかりを食べ続け、足の裏を真っ黄色にして駆け込んでくる例が目立ちます。中には『アルコールを日常的に飲むから肝臓がやられたはずだ』と思い込んでいる中高年の方もいますが、血液検査を行うと肝酵素(AST・ALT・γ-GTP)やビリルビン値は完全に正常で、血清カロテン値だけが基準値の3倍を超えているという結末が日常茶飯事です」

もちろん、中には本物の肝機能障害が隠れているケースも存在するため侮れませんが、視覚的なショックに慌てて根拠のない病名を自己判断し、余計な恐怖を増幅させてしまう心理的スパイラルに陥らない冷静さが求められます。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。