学生時代に早稲田大学で学び、映画や映像制作の現場からキャリアを始動させた彼は、やがて東京12チャンネル(現・テレビ東京)へ入社。そこで手がけた数々のドキュメンタリー番組は、従来のテレビの枠組みを打ち破る過激さと前衛的なテーマで業界に強烈な衝撃を与えた。安全策をとる既存メディアへの反逆とも取れる手法は、現在の彼のジャーナリズム精神の原型となっている。
映像作家としての試行錯誤を経てフリーランスに転身した後は、活字と映像の垣根を越えた取材活動を展開。単なるニュースの伝達者にとどまらず、自ら渦中に飛び込んで当事者の本音を引き出すスタイルを確立した。徹底的な人間取材と鋭い直感は、後に多くの政治家たちを畏怖させる武器となったのである。