【真相】聖水とは何の水?本来の宗教的意味や作り方・ネット俗語の謎を徹底解説

【真相】聖水とは何の水?本来の宗教的意味や作り方・ネット俗語の謎を徹底解説

【真相】聖水とは何の水?本来の宗教的意味や作り方・ネット俗語の謎を徹底解説について徹底解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

キリスト教カトリック教会において、聖水は誰でも勝手に水道水を汲んで作れるものではありません。教会法および伝統的な典礼書に基づき、正当な叙階を受けた司祭(神父)または司教のみが祝福と祈祷(祝別式)を執り行うことで成立します。

伝統的なカトリックの聖水の作り方では、清浄な自然水に加えて、悪霊を退け腐敗を防ぐ象徴である「祝別された塩」が微量混ぜられます。司祭はラテン語または現地語で悪霊を追い出す祓魔(ふつま)の祈りを唱え、水と塩を祝福して三位一体(父と子と聖霊)の御名によって聖化します。

映画などで描かれる悪霊退散(エクソシスト)の現場でも、聖水は極めて実効的な霊的武具として扱われます。バチカンの国際エクソシスト協会(AIE)の報告や現役司祭の手記によると、取り憑かれた対象者やその部屋に聖水を振りかけることで、悪魔的影響を減退させ、神の守護を確立させる手続きが厳格に踏まれます。単なるオカルト的演出ではなく、教会にとっては数千年の神学体系に基づいた厳粛な使徒的任務の一環です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。