パルクールを始めるにあたり、独学で屋外のコンクリートからスタートするのは推奨されません。まずは全国主要都市に拡大しているパルクール専用ジムや体験教室を活用するのが最短かつ最も安全なルートです。
近年では、子供の基礎運動能力や空間認識力を高めるキッズクラスだけでなく、運動不足解消や柔軟性向上を目指す大人向けの初心者クラスも大盛況となっています。教室を選ぶ際は、指導者が国際的な認定資格(Coach Parkourなど)を保持しているか、無理な技を強要せず着地の基礎から段階的に教えるカリキュラムがあるかを確認すると安心です。
ギア選びにおいて、最もこだわるべきはスニーカーのソールの構造です。パルクールに適したシューズには以下の条件が求められます。
- 一体型のゴムソール(生ゴム底):ソールがプラスチックパーツ等で分断されておらず、全面が一枚のラバーになっているもの。着地時に剥がれにくく、鉄パイプやコンクリートに対して強烈なグリップ力を発揮します。
- 適度なクッション性:厚底すぎると足裏の感覚(接地感)が失われて足首を挫きやすくなり、薄すぎると衝撃吸収が難しくなります。適度な薄さと柔軟性を兼ね備えたシューズが理想です。
- 代表的な定番モデル:世界中のトレーサーに長年愛用される「Feiyue(フェイユエ)」をはじめ、「Vans(オールドスクール)」、「Puma(スウェード)」、さらにはパルクール専用に設計された「OLLO」などが高く支持されています。