母乳パッドの正しい使い方と漏れ・肌荒れを防ぐ交換の秘訣

母乳パッドの正しい使い方と漏れ・肌荒れを防ぐ交換の秘訣

母乳パッドの正しい使い方と漏れ・肌荒れを防ぐ交換の秘訣に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

「パッドがあまり濡れていないから、半日そのまま着けていても大丈夫」と考えてしまうケースが少なくありません。しかし、助産師や皮膚科医が口を揃えて「授乳のたび(約3〜4時間ごと)の交換」を強く推奨するのには、明確な衛生学的・皮膚科学的理由があります。

母乳は単なる水分ではなく、豊富な糖質(乳糖)、脂質、タンパク質、ビタミンを含む極めて栄養価の高い体液です。これらが36度前後の体温で温められ、下着という密閉された高湿度環境に置かれると、わずか数時間で黄色ブドウ球菌やモラクセラ菌などの常在菌が爆発的に増殖します。

細菌が増殖した不衛生なパッドが摩擦によってデリケートな乳頭や乳輪に触れ続けると、接触性皮膚炎(かゆみ・赤み・湿疹)や、乳頭の亀裂、最悪の場合は細菌が乳管へ侵入して感染性乳腺炎を引き起こす危険性があります。「パッドを換えるのはもったいない」という理由で交換を先延ばしにすることは、乳頭トラブルや授乳の中断を招く最大のトリガーとなります。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。