長年愛されているコラボレーションだからこそ、インターネット上では一部に事実と異なる誤解や都市伝説のような言説も見受けられます。代表的な2つのポイントについて、正確なファクトを整理しておきましょう。
第1の誤解は、「CHANGEは映画本編とは直接関係のない単なるイメージソングだったのではないか」という見方です。実際には、前述の通り本編の激しい戦闘シーンにおいて劇中歌として明確に使用されています。物語のテンションを極限まで押し上げる劇伴的な役割を担っており、監督・音響スタッフの計算され尽くした演出意図のもとで映画の一部として機能していました。
第2の誤解は、「当時のロックバンドがアニメタイアップを行うことへの商業的な賛否」に関するものです。2000年代後半はまだ、ロックバンドがアニメ主題歌を担当することに対して一部のファンから懐疑的な目が向けられる風潮が残っていました。しかしUVERworldは、一切の妥協を排した圧倒的なクオリティとオリコン1位という結果でその雑音を完全にねじ伏せました。商業的な擦り寄りではなく、表現者同士の真剣勝負であったことは、その後の双方の評価の高まりが何よりも雄弁に物語っています。